
オージーテクニカルというのは、オーストラリア関連通貨の4つの通貨が、相関、逆相関をもって動く時のことである。
オージー円、オージードルが上げる時は、陽線となる時。
ユーロオージー、ポンドオージーが下げる。すなわち陰線となる。
このオージーテクニカルが発生した時、特に時間切り替りの時に発生すると大きく動く。
これは、オージーテクニカルが発生して時に、ユーロオージーをトレードした時の4つのチャートを同時表示したものである。

18時の時間切り替り付近で、4つのチャートとも大きく伸びているのがわかると思う。
オージーテクニカルの場合、4つともエントリーする場合もあるが、今回はチャートの形が良く、下にブレークすると予想してーロオージーのショートを早めに仕込んでおいた。
エントリー時点では、オージーテクニカルではなかったが、18時過ぎでからオージーテクニカルになり、ユーロオージーは一気に下抜けした。
急落が止まり少し戻した所で利確。115pipsであった。

ユーロオージー、ポンドオージーのどちらをショートするかは、ユーロポンドを見て、ユーロとポンドの弱い方の通貨、すなわちユーロと、
ユーロ・ポンドより強いオージーの通貨ペアであるユーロオージーの通貨ペアーをショートした方が、より下がりやすい!ということになる。
オージー円、オージードルをなぜトレードしなかったかと言うと、ボラが少ないのと、稼ぎ良い通貨ペアーに限られた資産を集中的に投入し、効率良く稼ぐためである。
また、通貨の強弱を把握することにより、稼ぎやすい通貨を選択できるのだ。
もし、オージー円、オージードルのどちらをトレードするか?と聞かれたら、ドル円を見て、弱い方の通貨のペアー通貨でロングをする。

18時前後のドル円のチャートであるが、緑のカクカクの15分足10本のMTF移動平均線より上にあり、用船となっているので、ドルが円より強い。すなわち、円がドルより弱いと言うことである。
よって、オージー円をロングすればいい。
1時間後の19時頃のチャートを見てみると、

オージー円は、なかなか落ちず、オージードルは、しっかり下落している。
逆相関の、後ろオージーは(オージーが後ろの通貨を言う)、ユーロオージーは、なかなか戻ってこないが、ポンドオージーはしっかり、戻っている。
このように、どの通貨が思った方向に伸びやすいかは、
通貨の強弱を知ることによりわかるのだ!
通貨の強弱がわかるようになると、トレードの質が一気に向上し、
勝率も、利益率も急激に上がる。