
及川式のトレードでは、通貨ペアーの相関、逆相関、通貨の強弱を意識する事により、トレードの質が飛躍的に向上する。
例えば、ポンドが主役となって、ポンドドル、ポンド円、ポンドオージーが同じようなチャート形状となった場合、驚くほど、上げ下げの動きが同じとなり、ほとんど同時にエントリーができ、合計pips数で利益が得られるので、一つの通貨ペアでトレードするよりも、安定して利益が得られるのである。
相関は、同じ向きにチャートが動く場合で、逆相関は、1つの通貨ペアーが上昇中は、もう一つの通貨ペアーは、下落中、と言うように、鏡に写したように反対の動きをするのである。
相関、逆相関の通貨ペアーはどの通貨なのかを知っている事により、複数通貨の同時トレードができ、しかも勝率が高く、またソロって動く場合は、勢いが強く、よく延びるので大きな利益を得やすい。
一つの例で、オージー円、オージードルが上昇時、逆相関のユーロオージー、ポンドオージーが下落時は、オージーテクニカルと呼び、4通貨ペアー同時エントリーが可能となる。オージー円、オージードルはショートエントリーの場合、ユーロオージー、ポンドオージーはロングエントリーとなる。
実際の所は、ボラティリティーの大きい、ユーロオージー、ポンドオージーをトレードした方が資金投資効率が高くなるので、オージー円、オージードルはトレードせず、監視用として使い、ユーロオージー、ポンドオージーのエントリーポイント、利確ポイント、追撃ポイントの判断根拠に使う。
そういう意味でユーロオージー、ポンドオージーのトレード判断の根拠が増えるので、勝率がより高くなる。